自然食
自然食は未精白の穀類、野菜を中心に素材の持ち味を活かすシンプルクッキングです。
献立は一汁一菜で栄養のバランスをとり、ご飯と味噌汁、それに旬の野菜が基本となります。
旬の野菜は肉や魚に比べると安く、農薬を使わない野菜は捨てるところがほとんどないので、
経済的でゴミもあまり出ません。
もともと日本の伝統的な食事は自然食が基本でした。しかし、その伝統的な日本型食事が食
の西洋化とともに変化し、体格の向上と反対に、肥満やアレルギーなど体の不調を訴える人
も増えてきました。今一度、食生活を見直して自然食に取り組んでみましょう。
まずはご飯から変えてみる
自然食ではご飯は玄米・分搗き米、雑穀米などを使います。
発芽玄米が多く出回り、電気炊飯器でも簡単に炊けて手軽に玄米が食べられるようになり、
忙しい時には便利です。雑穀や分搗き米、古代米などは白米に混ぜて炊くと食べやすくなります。
100%白米から少しずついろいろな穀物を食べるだけで、栄養バランスがよくなり、
体の調子が変わってくるのを実感できるでしょう。
味噌汁は強い味方
味噌は良質な植物性たんぱく質、脂肪、食物繊維が摂れるすばらしい食品です。また、味噌は一
緒に食べた食物の消化を助け、食べ物を解毒したり、放射能を排出したり、がんを防ぐなど
のさまざまな効用があります。
旬の野菜、豆腐、油揚げ、麩、ワカメなど、具だくさんの味噌汁は、栄養のバランスをとるに
はもってこいです。いろいろな具を工夫して毎日食べましょう。味噌は、年月をかけて熟成さ
せたものを購入しましょう。熟成した味噌はそれだけでもおいしく調味料としても活躍します。
だしは、昆布、干し椎茸でとります。
朝食には前日の夜から、夕食は出かける前に鍋に分量の
水を入れた中に浸しておくと、だしが出てさっと調理にかかれます。
私達の体の構造と食事の関係
◎歯
私達の歯は永久歯32本のうち、臼歯は20本もあり、穀物や野菜等繊維の多い食物を噛む
ように作られています。
◎腸
繊維質の多い食事をしていれば腸の浄化作用が働くのですが、西洋型食事では便が滞り
体がだるく、ガスがたまり大腸癌の危険も出てきます。腸内の環境を良くするのは善玉のバク
テリアです。穀物中心の食事をしているとそのバクテリアが腸内に繁殖し腸内環境を整えます。
◎内臓
穀類や豆、野菜を中心とした日本型食事をしていると、内臓は円滑に働き、血糖値を正常
にして、安定したエネルギーを補給します。逆に高脂肪、高タンパク質、砂糖や塩分の採り過
ぎにより腎臓、肝臓、心臓に負担をかけることになります。
◎血液
高脂肪、高タンパク質の食事をしていると、血液はどろどろになって流れにくくなります。
健康な血液は低脂肪、甘みを制限した食事で流れがスムースになります。
「日本型食生活=玄米菜食」で健康を取り戻す.........
日本人は米、麦、雑穀、いも類などを主食に、たんぱく質を豆類から摂っていました。
日本人が昔から食べていた食事が今、食と健康の関わりをを考えるなかで見直されています。
バランスのとれた食事
バランスのとれた食事=日本の伝統的な食事
日本の伝統食で健康を取り戻そう
日本人が昔食べていた食事が今、健康食として見直されています
「身土不二」「一物全体」とは
アメリカの自然食ブームの背景
「マクガバンレポート」.....この報告書がいまでもアメリカの正食運動の源
日本型食事の基本の食材
一汁一菜の食事が基本.....玄米、豆類、根菜、海藻、漬け物、味噌汁、お茶について
主食を玄米に、副食は豆、根菜、海藻など植物性たんぱく質や、食物繊維などを豊富に含むものを摂り、味噌汁と漬け物を添えた一汁一菜の食事が基本です。
● 玄米
玄米は食物繊維を豊富に含み、便秘を解消します。また新陳代謝を高めるビタミンB群を含むので代謝を上げ、体の中の老廃物を体外に排泄する力があります。必要な栄養素をバランス良く含む玄米はそれだけでもおいしく、おかずがいらないほどです。
● 豆類
良質なたんぱく質が豊富な豆はお子さんの成長にも欠かせません。また豆に含まれるマグネシウムはカルシウムを効果的に働かせる役割をもつことから、子供達の情緒不安定を解消し、子供をキレルことから守ります。豆と豆製品を積極的にメニューに取り入れましょう。
● 根菜
根菜は食物繊維も豊富で、生活習慣病やがんの原因となる活性酸素を抑える抗酸化作用があります。また冬においしい大根、れんこん、ごぼう、にんじんなど体を温めてくれるので、寒い冬を根菜で元気に乗り切りましょう。
● 海藻
海藻はカルシウム、カリウム、鉄分などミネラルの宝庫です。中でもひじきに含まれるカルシウムは海藻のなかでもっとも多く、低エネルギーなので健康やダイエットに最適な食材です。
● 漬け物
漬け物は香り、歯ざわり、味、色などによって、食欲を促し、消化液の分泌を活発にしてくれます。塩の浸透圧の働きで細胞液を浸出させ、発酵作用によって特有の旨味を引き出します。また、ビタミンやミネラルが豊富で、体が酸性に傾くのを防ぎ、弱アルカリ性に保つ重要な栄養源です。
味噌汁
味噌には有用な微生物が豊富に含まれ、腸内環境を整えるすばらしい発酵食品です。季節ごとの具材を入れて、大豆の良質なたんぱく質、脂肪、豊富な食物繊維などが摂れる味噌汁は毎日の食卓に欠かせません。
お茶
食事の締めくくりはノンカフェインの番茶がおすすめです。普通の番茶のほかに、三年番茶は3年間熟成させたお茶の茎7分、葉3分を焙じて作ります。約20分煮出すと茎から栄養分が出て成分が濃くなります。陽性なので体を温めてくれます。三年番茶は自然食品店で購入できます。

玄米・雑穀料理と穀物のおいしさを引き出す方法などをご紹介します。
最近の「健康ブーム」から健康や美容を意識し、食事を見直す機会が増えているようです。とくに日本古来の食事スタイルを「素食」と呼び、有機栽培の野菜を用いたヘルシーな「自然食」は健康に良いだけでなく「自然食=健康的でおしゃれ」と考える人が増えています。なかでも、自然食の基本とも言える「玄米・雑穀」が注目を集めています。
主食となる「玄米・雑穀」の豊富な栄養価が挙げられます。何品目もの食材を食べるよりも、栄養やミネラルを効率よく取ることができるのが「玄米・雑穀」の魅力。たっぷり食べて、それでいてとってもヘルシー。
玄米や雑穀が体にいい「ミラクルフード」と言うべき栄養バランスに、あなたもきっと驚くはずです。
食物繊維やミネラルが豊富
栄養価に優れた玄米は、とくに食物繊維が豊富。白米の6倍もあり、便秘を解消してくれるほか、ダイエットにも効果あり。
そのほかにもカルシウムや鉄分などのミネラル類や必須アミノ酸、内分泌や神経の働きを安定させるパントテン酸などが含まれています。
ビタミンたっぷり、元気なからだに
新陳代謝を高め、エネルギーを生成する力となるビタミンB群を含んでいます。また、胚芽(はいが)の部分にはビタミンEがいっぱい。ホルモンの分泌を促して、細胞の若さを保ちます。美肌を作り、体の内側からも元気にしてくれるのです。
かめばかむほど豊かな味わい
玄米の魅力の一つに独特の歯ごたえが挙げられます。かめばかむほど唾液(だえき)がたくさん分泌されて甘みが出てきておいしさ
が増します。かむことでこめかみが刺激され、脳を動かし臓器の働きが活発になるというメリットもあります。

玄米と白米の違いは栄養バランスを見ても歴然。その違いはぬかと胚芽にあります。白米は精米によりぬか層を取り除いてしまいま
すが、玄米はそのまま残してあります。ここには優れた栄養素が蓄えられており、私たちにさまざまな健康効果をもたらしてくれるのです。
玄米は生きている
水につけて2~3日おくと玄米は発芽し、精白米は腐敗します。このことから玄米は「生きている米=生き米」と呼ばれることもあります。
実が堅いワイルドライスは、厚手の鍋にたっぷりの水で40~50分ほど強火で煮ます。黒い皮がクルリと丸まり、中の白い部分が
見えてきたら炊き上がりです。
玄米炊きは、いちばん手軽に炊ける炊飯器から始めてみては。圧力鍋のふっくらとした仕上がりも魅力的です。炊き上がったら
全体をざっくり混ぜ合わせて水分を均一にしましょう。
■まずは炊く前に
《 洗 う 》
白米のようにとぐ必要はありません。流水でさっとすすぐようにして、もみ殻やごみだけを取り除きましょう。
《水気を切る》
洗ったらいったんざるに上げておき、しっかり水気を切ります。
【炊飯器で炊く】
「玄米炊き」のある炊飯器の場
水加減をして「玄米炊き」で炊きます。
「玄米炊き」がない炊飯器の場合
ボウルか炊飯器に玄米を移し入れ、たっぷりの水につけて一晩(7~8時間)置きます。その後、米の量の1.3~1.5倍の水加減で炊きます。
※何度か炊いてお好みの堅さを見つけてください。
【圧力鍋で炊く】
(水加減)
圧力鍋で炊く場合は、水につけておく必要はありません。炊飯器と同様に、米の量の1.3~1.5倍の水加減で炊きます。
(炊く)
初めは強火、沸騰して圧力がかかったら弱火で20分ほど、その後火を止めて20分蒸らします。
■保存する場合
炊き上がった玄米をすぐに食べない場合には、冷凍庫保存がおすすめです。玄米は味が落ちるのが早いので、茶わん1ぜん分ぐらい
ずつをラップに包み冷凍庫へ。
雑穀は大半は鍋で炊きます。「炊く」より「煮る」に近く、途中で水を足したり煮詰めたりと、やわらかさを調節することもできるので、
簡単に炊くことができます。

【同じように炊ける雑穀】
うるちあわ、もちあわ、うるちきび、
もちきび
(炊き方の一例)
ひえ…1カップ、水…1と1/2カップ
自然塩…小さじ1/4
[1] 水で洗いザルで水気を切る
[2] 手の鍋にひえ、水、塩を入れる
[3] 木べらでよくかき混ぜながら強火で炊く
[4] 鍋底が見える堅さになったらふたをする
[5] とろ火で10分
[6] 火からおろして10分蒸らす
高きびの炊き方
【同じように炊ける雑穀】
はと麦
(炊き方の一例)
高きび…1カップ、水…1カップ
自然塩…ひとつまみ
[1] 高きびに熱湯を注いで一晩つける
[2] 水で洗いザルで水気を切る
[3] 厚手の鍋に高きび、水、塩を入れる
[4] ふたをして強火で炊く
[5] 煮立ったら中火で5分
[6] とろ火で20分
[7] 火からおろして10分蒸らす
粒そばの炊き方(炊き方の一例)
粒そば…1カップ、水…1と4/5カップ
自然塩…小さじ1/4
[1] 厚手の鍋で粒そばを強火でさっと煎る
[2] 水と塩を入れる
[3] ふたをして強火で炊く
[4] 煮立ったらとろ火で15分
[5] 火からおろして10分蒸らす
◆ヘルシー和食で、
雑穀も野菜もまるごと食べる
◆気軽に作れる雑穀料理
◆毎日食べたい玄米・雑穀ごはんレシピ
◆肉・卵・魚なしでもおいしいレシピ
◆玄米・雑穀でつくるサラダレシピ
◆卵・砂糖なしのお菓子レシピ
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◆玄米・雑穀でつくるサラダレシピ
◆卵・砂糖なしのお菓子レシピ

・病原菌による重い感染や体内での異常細胞の発生で、免疫系統が十二分に機能しない場合、ヒトは病気に見舞われます。この場合、
やむなく体外から助けを求めなければなりません。病気の時に一般的に使われるのが抗生物質のような医薬品です。しかし医薬品は、
身体の免疫機能を増強する働きはなく、その毒性は、攻撃対象の病原菌やガン細胞を攻撃する武器ではありますが、同時に正常な
細胞や正常な組織にとっても有害なもので、長期使用による副作用は深刻です。
・それにひきかえ健康食品の役割は、体内で体力を増強し、本来の機能を損なうことなく、身体防衛機能を高めることにあります。石
油系など粗悪な健康食品は論外としましても、出自のしっかりした天然成分による、健康食品の有害な副作用は、心配するほどのも
のではありません。
・太古の昔から、世界いたるところの人々は、健康増進の目的で、薬草、ハーブなど特定の治療効果のある植物性の食品を、健康食品
として用いてきました。
紀元前1766~1123年まであった中国の殷(イン)王朝の「中国薬局方」、紀元前7世紀に記されたインド原住民の療法記録
「アーユルベーダ」、古代アメリカのテキサスからサスカチュワンの広い地域の原住民の間で薬草として使用されてきたエキナセアな
どなど、あげれば枚挙にいとまがありません。
・植物、キノコ類などから多くの免疫機能強化の健康食品が世に送り出されています。
「免疫増強作用をする物質として、実際、最も古いものは何か?」
それはほかならぬ母の初乳。哺乳動物の母親が乳児に与える初乳をおいてほかにありません。
・初乳に含まれる免疫増強成分としては、下記の3つをあげることが出来ますが、それぞれに特徴があり、健康食品に出来るものと
出来ないものがあります。
①トランンスファー因子(免疫因子):哺乳動物が出産後まもなく乳児に与える母乳に、母親の豊富な経験に基づいた免疫情報を伝
える「トランスファー因子(誘導TF、抗原TF、抑制TF)」が含まれています。トランスファー因子は高い免疫機能を有し、免疫系
統を増強する働きがあります。またそれは経口投与が可能で、異なる種類の哺乳動物間でも有効です。
②抗体(イミュノグロブリン):ヒトは生後30時間で、母体のイミュノグロブリン吸収能力を失います。つまり生後30時間を過ぎると、
ヒトは抗体を吸収しないことが判っています。成人に抗体を経口投与すると、胃の酸度や腸内酵素の働きで、ほとんど分解されて
しまいます。また異なる動物の抗体をヒトに経口投与しても、その効果は期待できません。
③ラクトフェリン:ラクトフェリンは鉄と結合している糖蛋白です。鉄と結合する性質があることから、鉄分の吸収を高め、貧血の
予防に効果的です。また鉄を必要とする細菌から鉄を奪うことで、細菌の発育を抑制します。ヒトの初乳にはかなり高いラクト
フェリンが含まれています。それに比べ牛の初乳中のラクトフェリン濃度はかなり低いものです。

・いま日本で販売されている、免疫を強化する健康食品の中で、初乳をを取り扱っている商品はふたつ、「トランスファーファクター
(トランスファ因子)」と「ラクトフェリン」です。(もしこれ以外にもあればメール下さい)
どちらも牛の母乳(初乳)を使用しています。哺乳動物の初乳ならどれでも良いわけですが、牛の初乳を使用していると言うのは、
牛は牧畜により飼育している関係上、初乳の大量の需要に適しているからなのでしょう。
・さてここで、最強の免疫強化食品を考えて見ましょう。
①初乳、牛の初乳の免疫力はいまさら説明を要しません。
②亜鉛は体内の200を越える種類の化学反応に関与している物質で、免疫機能においても重要な役割を担っています。実際、植物
性亜鉛を摂取すると、胸腺のサイムリンが活性化され、免疫機能が低下したヒトの免疫機能の回復が見られます。なのに現代人は、
一日必要量の亜鉛が、慢性的に不足しています。さらに加齢と共に亜鉛の吸収率は悪くなるのが常です。
③アガリクスや舞茸、冬虫夏草のキノコ多糖類、ベータグルカンの免疫強化、抗がん作用は、科学的にその有効性が確認されたものです。
④アロエに含まれ免疫効果のあるエースマンナンなどは、ベータグルカンとの併用により相乗効果を生み、単品で使用したよりははる
かに有効であることが判明しています。
⑤各種のハーブに含まれる植物ステロール(ベータシトステロールなど)は、抗菌作用、抗炎症作用を有し、免疫反応の活性、ガン細胞成長の抑止
、抗コレステロール作用のあることが知られています。
⑥最近、オリーブ葉が、高い抗酸化作用を持ち、さらにAIDSにも有効な、抗菌作用、抗ウィルス作用、抗炎症作用があることが判明。
⑦穀類や大豆などのふすまにあって、ビタミンB複合体と同じ仲間と考えられているIP6は、DNAを守り、抗酸化・ガン細胞の
抑止効果があります。
⑧上記成分中には、抗酸化物質としての、ビタミンA,C,E,B群、腸内の発ガン物質を排泄する食物繊維なども含まれています。
⑨OPCなどさらに強力な抗酸化物質、アミノ酸、必須脂肪酸、消化酵素、プロバイオティクスを組み合わせます。
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[1]
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イカは皮をむき、表面に軽く切り込みを入れてから細く切り、サッとゆでる。
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[2]
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水菜は4~5センチに切って水にさらし、パリッとさせた後、よく水気をきる。
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[3]
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ゴボウは細く切り、軽くアク抜きをした後、カリカリに揚げておく。
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[4]
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クルミもローストする。
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[5]
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炊いたワイルドライスと1、2を混ぜ合わせ、3と4を上にちらし、合わせたソースをかける。
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(材料4人分)
ワイルドライス(炊いたもの)…50g
イカ…1ぱい
水菜…1/4束
ゴボウ…1/2本
クルミ…30g
●ソース
しょうゆ…大さじ2
酢、ゴマ油…各大さじ1
ニンニク、ショウガ(おろし)…各1片
レモン汁…小さじ1
粉唐辛子…小さじ1/2
白ゴマ…少々
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●自然食を無理なく続けていくための「献立づくりのポイント」
1.旬の食材をメニューに組み込む。
2.家族の体調を把握しておく。
3.1週間の家族のスケジュールに合わせてメニューを考える。
4.宅配便を利用している場合は、次回に配達される食材もチェック。
5.時にはスケジュールの変更なども。メニューは余裕をもって作る。
6.調理時間は20分を目安に。下ごしらえはキッチンにいない時間を活用。
7.半調理品、常備菜、既製品などを上手に組み合わせて、時間を短縮。
簡単・スピーディに自然食をつくるためには、「ご飯」と「味噌汁」、それに「副菜」を
基本として、まず1週間分のメニューを考えましょう。
自然食では玄米、分づき米、雑穀や古代米を入れたご飯など体調や、副菜によってご飯を
替えてみるのも楽しみのひとつです。
<玄米>
はやり圧力釜で炊くのがいちばんおいしいですが、毎回炊くのは時間もかかります。
圧力釜で炊いたご飯の保存法は電気炊飯器の保温を利用すると、毎回温かく食べることがで
きます。2日分をまとめて炊いて保温にしておくと玄米も手軽に食べられます。
<分づき米>
炊飯器で炊けますから、2~3食分くらいは一回に炊いておきましょう。
1食目はそのままで、2食目に混ぜご飯に、3食目にお粥や焼飯にするなど変化を楽しめます。
<雑穀・古代米のご飯>
分づき米に少量の雑穀や古代米を入れてミネラルの補給をしょましょう。炊く前に少し水に
浸しておくだけで、炊飯器で炊けます。
自然食では、だしは昆布と干し椎茸でとります。火をいれる前に分量の水に昆布と干し椎茸を
浸しておくことを忘れないでください。
夜寝る前に準備をしておき、朝食にすぐ火を入れることができるようにしましょう。また、
時間がある時につくり置きし、冷蔵庫で3~4日持たせることも可能です。
だしさえあれば毎日具を変えてさっと食卓に出せます。味噌汁は自然食の献立からは外せま
せん。だしをとった昆布と干し椎茸は細く刻んで、醤油と酒で煮て、常備菜にしておきましょう。
野菜は根菜など日持ちのするものと、葉菜のように鮮度が大切なものがあります。
根菜類は1~2週間で使い切る分量を購入し、ごぼうやれんこんは水洗いせず、どろを落とし
て冷蔵庫に保存します。小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなどの葉菜は1週間の間に1回補
充するようにして、新鮮なうちに食べ切るようにしましょう。
葉菜は買い物から帰ったら、できるだけ下準備を済ませましょう。水洗いまたは茹でて1回分毎
に分けて密閉容器に入れて保存しておくと、すぐに使えます。
野菜を1週間の献立に使う時は、丸ごと使い切るメニューを考えましょう。たとえば、キャベツ
は蒸して温野菜サラダ、刻んでコールスローやマリネに、芯はスープにと全部使い切る。
乾物類は自然食には欠かせません。買い物の度にチェックして常備しておきましょう。
常備する乾物は、ひじき、海苔、干し椎茸、昆布、ワカメ、切り干し大根、高野豆腐、豆類など
です。乾物は調理にかかるまでに下準備(水で戻す)が必要です。
その他
油揚げは買ってきたら熱湯をかけて油抜きしたあと、水分をしっかり取って、使いやすい大きさ
にカットして冷凍しておくと便利です。
●買い物&保存
○買い物にはメモを持って行く
まず1週間の献立表を見ながら食品をチェックし、リストアップします。
このとき冷蔵庫の中をチェックすることを忘れずに。
使いかけで残っているものや、賞味期限を過ぎていて使えないものなどの確認が必要です。
買い物リストには「分量も記入」しましょう。
○鮮度を保つ保冷袋を持参
新鮮な食料品はできるだけ鮮度を保ちながら持ち帰りたいですね。また買い物からすぐに
帰宅できないこともあるので、でかけるときには保冷袋を持っていきましょう。
特に梅雨時から夏場は傷みやすいので中に保冷剤を入れて運びます。
仕事の合間に買い物をするときなども保冷袋が便利です。
デパートや食料品などでは、冷蔵ロッカーの設備があるところがあります。
○まとめ買いの利点
保存がきく根菜類や乾物、調味料など、1週間で使い切る必要がないものはセールなどの
情報をチェックしてまとめて購入するとお買得です。
またお買得品から次週の献立を考えるのも賢い方法です。
乾物は2ヵ月に一度くらいのペースで補充します。乾物といっても古くなったものはおいし
くないので、できれば海産問屋などで購入する。
冷蔵庫へ入れるもの、冷凍品、食品庫に保管するもの、洗って保存するもの、すぐに下ごし
らえや常備菜をつくるものなどに分けて片づけます。
保管は食材に合わせて決められた場所に保管します。定位置を決めておく。
まかさばる包装なども始末してできるだけすぐに調理に取りかかれるようにするのが、
毎日の食事の支度をスピーディにするポイントです。
「冷蔵庫に入れてあるので安心」と過信してはいけません。
詰め過ぎで庫内の温度が下がらなくなることもよくあることです。冷蔵庫の中は八分目を
メドに冷気が流れるようにします。
乾燥しやすいので野菜はポリ袋に、調理品は密閉容器等に入れて乾燥から守ります。
最近では野菜を長期間保存する保存袋もあるので利用するといいでしょう。
冷凍にしたものは1ヵ月をメドに食べ切るようにしましょう。
冷凍にするときは1回分ごとに小分けして保存すると使用するときに便利です。また、
調理品には作った日付などメモを張りつけておくと使い忘れを防ぐことができます。
●下準備の大切さ
朝食の味噌汁のだしは前日の夜、鍋に分量の水をはり、昆布と干し椎茸を浸しておきます。
ゆっくりとだしが出て、朝そのまま火にかけだしをとることができます。翌日使用する乾
物も夜浸水させ、朝もどしたものを密閉容器に入れて冷蔵庫に保存しておく。
豆腐はペーパータオルに包んで軽く重石をして冷蔵庫で水切りしたり、マリネや魚のつけ焼
きなどはつけ汁に浸しておくなど、出かけている間の時間を有効活用する。
調理が手順よくスピーディに行われるためには段取りが大切です。!
料理は時間との勝負ですから、メインとなるものの下ごしらえをしたら、付け合わせや
、薬味などから作り始め、すべてが整ったら最後にメインのものを仕上げるとバタバタしな
いで仕上げることができます。一度頭の中で整理してから取りかかる。
○「1週間の献立表」のメニューの中から作業の段取り
切り干し大根
・
油揚げの油抜き用のお湯を湧かす(ポット98℃のお湯でも可)
・ 切り干し大根を水に浸たしさっとゴミを取り、ざるにあげておく。
・
調味料をそろえる
・ 油揚げを切る
・
お湯が沸いたら油揚げの油抜きをする
(油抜きした油揚げは水分をペーパータオルで拭き取り、冷凍できる。味噌汁などにすぐ使えて便利)
・
鍋にだしを入れ、煮立てる(だしはストックを使用)
・ 水気を絞った切り干し大根を鍋に入れる
・ 油揚げを鍋に入れる
・
味付けをして煮汁がなくなるまで煮含める
常備しておくと便利な乾物
切り干し大根
ヒジキ
フノリ
昆布
車麩
ワカメ
高野豆腐
●調理の強い味方=薬味・半調理品・保存食
1.あると便利な薬味
きざみねぎ
きざみねぎ、きざみ油揚げで簡単に味噌汁
そばやうどんの薬味に、味噌汁、揚げものや煮物のトッピングに幅広く活躍する「きざみねぎ」は、
洗ってよく乾かしてからきざんで、冷蔵または冷凍保存します。白髪ねぎも同様にできます。
おろしショウガ
ショウガ」や「ニンニク」のすりおろし薬味には欠かせないショウガとニンニク
もすりおろしておくと便利。保存は密閉容器に入れて冷蔵庫に。また皮をむいて冷
凍保存しておき、使うときに凍ったままですりおろしも可能です。
しその葉の千切り
きざみ海苔
ゴマのすりおろし
その他
●パセリのみじん切り
魚や肉料理の飾りにパセリのみじん切りを散らすと、料理がいっそう引き立ちビタミンCの
補給にもなります。パセリのみじん切りは、葉を摘んでミキサーに入れ、水をくわえてス
イッチオン。簡単にパセリのみじん切りができます。保存は水気をよく切って冷凍に。
●油揚げのきざみ
味噌汁の具に。油抜きをして水分を拭き取り、きざんで冷凍にしておきます。
●梅干しはたたいて練りうめにするなど用途に合わせて常備。
もみのり、青じその千切りなどもつくっておくと便利です。
よく使う調味料は混ぜ合わせておくことで調理がスピードアップできます。
定番の合わせ調味料を常備しましょう。
便利でよく使われる合わせ調味料は、
ポン酢、甘酢、ゴマだれ、幽庵だれ、照焼きソース柚子味噌、山椒味噌、甘味噌、
からし醤油、ドレッシング、ハーブオイルなど
基本の合わせ調味料レシピ
◆合せ酢=酢の物、ゆで野菜やグリルした野菜、麺類のつゆや冷や奴などに
出し汁8:薄口醤油:酢1
一度煮立てておく。2~3日冷蔵保存が可能
◆ゴマだれ=サラダ、しゃぶしゃぶ、麺つゆなどに
出し汁5:醤油1:みりん1を煮立て、冷めたら練りゴマ1.5を加える。
お好みでニンニク、ラー油など加えてもいい。
◆八方だれ=煮物、揚げ物、おひたしなど万能のたれ。
醤油2C、酒・みりん各1C、砂糖大さじ2
材料を煮立て、冷めたら冷蔵庫に。数カ月のが可能
◆合わせ味噌(甘味噌)=田楽、茹で野菜などに
白味噌4:酒1、砂糖適宜材料を鍋に入れ、弱火でよく練る。これに木の芽、
柚子などを加えて木の芽味噌、柚子味噌を作っておくと便利。
◆梅肉ソース=魚・肉類の揚げ物や蒸し物、サラダに
梅干し8個、出し汁1/2C、みりん・酒・醤油各大さじ1
梅干しの種を取り除き、軽くたたく。その他の材料は煮立ててさましておき、
梅干しと合わせる。
◆トマトソース=パスタ、ピザ、グラタン、魚・肉類のソース、スープなど
トマトの水煮400g、固形スープの素3個、玉ねぎ2個、ニンニク1かけ、
オリーブオイル大さじ3、水4C、塩、コショウ
玉ねぎ、ニンニクをオリーブオイルで炒め、トマト、水、固形スープの素
を加えて煮て、塩、コショウする。
◆ハーブオイル=炒めもの、マリネ、サラダに
オリーブオイル2C、バジルの葉15枚
オリーブオイルに洗って水気を拭き取ったバジルの葉を浸け、4、5日お
いて香りをつける。バジルのほかに、ローズマリー、タイム、セージなど
お好みのハーブで。
◆しょうが醤油=冷や奴、焼きなす、しょうが焼きなど
醤油1Cにしょうがのすりおろしひとかけ分を加える。好みで酒を加えても。
半調理品をメニュー計画に利用してみてはいかがでしょう。
市販の半調理品としては、
●水煮=野菜、豆類、きのこ類
●オイル漬け=魚介類、野菜類
●酢漬け=魚類、野菜類
●水抜き豆腐
●玉ねぎのバター炒め
●ベシャメルソース
●その他、冷凍品、カット野菜、乾燥薬味など があります。
季節を楽しむことも食事の重要な役割。旬の野菜・果物でつくる保存食は食卓を豊かに彩ります。
季節を感じながら、ときにはゆっくりと保存食作りも楽しいものです。
春=山菜の水煮、きゃらぶき、野菜のオイル漬け
夏=梅酒、梅干し、らっきょう漬け、果実酒、ジャム、野菜のピクルス、トマトケチャップ
秋=茸の水煮・オイル漬け、栗の甘露煮、れんこんのピクルス、しめ鯖
冬=たくあん漬け、きんかんの砂糖煮、りんごのジャム、マーマレード、イカの塩辛、干し柿、
カリフラワーのピクルス
●便利な調理道具たち
1.砕く、ペースト状にする:ミキサー、フードプロセッサー、すり鉢など
野菜のポタージュや、材料をピュレにしたりするときに便利です。フードプロセッサーは野菜
のみじん切りなどもあっという間にできて時間の短縮になります。
ピーラーでリボン状にスライスしたにんじんと大根のサラダ
2.切る、剥く:ハサミ、ピーラー(皮むき器)、万能スライサーなど
ハサミは野菜、肉、魚、乾物などを切るときに包丁よりも簡単に、きれいに切ることができ、
包丁を使い慣れない方には便利です。まな板がなくてもいいので後片付けも楽です。
ピーラーは野菜の皮をむくだけでなく、にんじん、大根、きゅうりのスライスやごぼうの笹が
きなどにも利用できます。アスパラガスのはかまを取るのにも便利です。万能スライサーはひ
とつでいろいろな切り方ができるのであると重宝します。
3.水きり:ざる、サラダ用水切り器など
茹でたり、洗った材料の水きりに使うほかに、蒸し器の代用にも使えます。水切りには手付
きのものが便利です。サラダ用水切り器は容器の中にあるざるを回転させて水を切るもので
すが、かなりしっかり水切りができるので、スペースに余裕があれば備えておくと便利です。
4.鍋類:片手小鍋、蒸し物もできる深鍋(中華鍋)、圧力鍋
直径15~18センチくらいの片手の小鍋は汁もの、下茹で、ソース作りに重宝です。中華鍋は
煮る、茹でる、揚げる、炒める、蒸すがひとつでできる万能です。圧力鍋は玄米を炊くほかに、
時間がかかる豆や根菜の煮物が数分ででき、圧力をかけて加熱するのでやわらかく、
おいしく調理出来る優れものです。
5.フライパン:大、小のフライパン
ソテーや炒めものに使うフライパンですが、なるべく厚めの熱伝導率のよいものを使いう。
小さいものは簡単な揚げ物などにも利用できます。
6.オーブントースター
オーブントースターは1台何役にも使えて便利です。パンやピザを焼くだけでなく、野菜の
ホイル焼き、お菓子づくり、グラタンなど簡易オーブンとして活用出来ます。
7.その他あると便利なもの
●ペーパータオル
野菜の水切り、魚、肉汁の拭き取り、揚げ物の油切り、油漉し、汚れの拭き取りなど布巾が
わりに使え、洗う手間も省けます。
●ビニール袋
ビニール袋は保存用としてだけでなく、調理道具としても便利に使えます。野菜の即席漬け、
塩揉み、から揚げやコロッケなど揚げ物の衣をつけるときや、下味をつけるときなど手を汚さ
ず容器を洗うこともないので、スピード調理には欠かせません。
●巻き簾
普段は巻き寿司に使うものですが、茹で野菜の水気をしぼったり、生春巻きを巻いたり、
ロールケーキなどと使い道はいろいろに。
●麺棒
クッキーやピザ、パスタを作るときに使う麺棒ですが、残り少なくなったビニールパックの
中身を出すのに便利で、きれいに最後まで使い切ることができます。
1.密閉容器
常備菜の保存に重宝する密閉容器ですが、比較的小さいもので同じ大きさのものをいくつか
揃えておくと収納にも便利です。保存には調理した日や内容などをシールに書いて貼っておく。
2.ファスナ-付きビニール袋
汁ものも入れられるファスナー付きのビニール袋は、かさ張らずに保存出来、冷蔵庫内の収納
に便利です。冷凍用と冷蔵用があり、そのまま加熱できるものもあります。サイズは小・中・
大と揃えておくと便利です。大きなものにはマチ付きのものもあります。また使いかけの野菜
などをまとめて入れておくと、一目でわかりやすく使い忘れがありません。
*カットした野菜に塩をして軽く揉み、ファスナー付きビニール袋へ
3.注ぎ口付き容器(の保存)
ドレッシングや合わせ調味料、たれ、ソース類などは注ぎ口の付いた保存容器が便利です。
調理中片手で作業できたり、計量もスムースです。
国際自然医学会会長
医博 森下敬一氏の随筆集から抜粋
アメリカの歯医者たち、特にスプローソン博士やブルーン博士、その他何人かの専門家たちは、「歯をいためつけるものとしては、白砂糖もさることながら、殺菌牛乳も一役かっている・・・・」と指摘し始めた。それは、殺菌牛乳が腸内のビフィズス菌(乳児の乳酸菌)を駆逐したり、また一方では体内のカルシウムおよびリン代謝を混乱させるために、胃腸の働きが弱まり、骨や歯をもろくしてしまうからである。
事実、世界で最も虫歯の多い国は世界一の牛乳消費国であるニュージーランドである。また反対に、世界一歯の丈夫な人種はオーストラリア原住民で、彼らは牛乳はおろか牛の姿さえもみたことがない。
牛乳が病気を招く
一般に「牛乳はカルシウムを豊富に含む「完全栄養食品」といわれているが、この牛乳カルシウムは、むしろ人体のカルシウム代謝をかき乱すのに役立っているかのように見える。
『失われゆく生命』では”殺菌牛乳が我が国を結核国たらしめた一代要因だろう・・・”と、きわめて大胆な推論をしておいた。この考えに反対の意見を寄せられた学者もおられたが、昨年、私見を裏書きする資料をみつけた。
あるイギリスの少年の家で、七百五十人に牛乳を飲ませてみたら、五年間に十五人の結核患者が発生した。
この少年の家ではいまだかつて結核にかかったものはいないし、またこの実験期間中、牛乳を与えていないグループからはただの一人も発病しなかったという。この研究を試みたマクドナルド博士はこう結論している。「殺菌牛乳は、結核菌に対する抵抗力を弱めているようだ。」と。
さらに、昨今、激増中であるアレルギー体質も、この牛乳(それに玉子など)が重要な一原因となっている。その証拠に、さまざまなアレルギー性疾患は牛乳・卵をやめ、大豆のミルクに切り替えたり、米や麦の胚芽を与えたりすると、多くは効果てきめんで、ほとんどが快方に向かう。
ともあれ現在大流行の「人工栄養」は、民族衛生的な立場からみても大きな危険をおかしている。常識的に考えてみてもわかるように”牛乳は、本来、牛の子を牛に育てるためのもの”だ。人の子を人に育てるには、母乳にまさるものはない。
肉食民族である欧米人が牛乳を愛用してきたことには、それなりの理由があった。肉食をすると有益な腸内細菌(たとえば乳酸菌)が消え失せ、有害な細菌(たとえばウエルシュ菌など)がふえてくるからである。この異常を解消する生理的な必要性から、生の牛乳(現在の殺菌牛乳ではない)を飲む事によって、生きている乳酸菌を補給する習慣を覚えたのであろう。
また肉食とそれにつきものの白砂糖などを取り続けていると腸の組織がゆるみ、便秘がちになるが、それを緩和するために緩和作用をもった牛乳が好まれるようになったのかもしれない。
一方、菜食的な傾向の強い日本人に、牛乳を飲む習慣がなかったのは「日本の風土が乳牛の飼育に適さない」ということのほかに、生理的な必要性がなかったからである。とにかく、現代日本人の食生活においては肉食増大の傾向とともに(いやそのために)牛乳の消費もまた増加している。それが、必然的に体位の大型化を招いていることも事実だが、同時に、体質、体力、知能の発達を伴っていないことも事実だ。試験管内の栄養分析ではなく人間(とくに日本人)の生理を土台にした真の栄養学的検討が、いろいろな食物について加えられねばならなぬ時点にさしかかっているといえよう。
本来食べ物というものは人間の体を養うものであり、食べ物が血となり肉となります。自然医学理論においては、腸内で消化された食べ物が腸壁を通過することにより血液(赤血球)になり体のすみずみまで送られて組織の新しい細胞に変換することをつきとめております。この理論は現在の西洋医学の定説になっている血液は骨髄から造られる、また細胞は分裂によって増殖するという理論に異を唱えるものです。西洋医学にとってはこの腸造血理論は絶対受け入れられないものです。なぜなら受け入れると西洋医学はそのアプローチの仕方を根底から覆さなくてはならず、また最初から始めなくてはならないからです。これほど巨大化し緻密に構築され(西洋医学の範囲において)ると、その基礎になっているものは(少しでも)変えようにも変える事ができないでしょう。また、この腸造血説を理解するつもりもないだろうし、価値にも気づかないでしょう。自然医学においては、この理論を基礎に、その観点から食べ物がいかに人間のからだに多大な影響を与えるかが、はっきりとわかってきたのです。食べ物はよく自動車のガソリンにたとえられますが、たんなるエネルギー源ではありません。食べ物の善し悪しによって血液の性状が決まり、体質の強弱が決定されます。つまり、健康になるのも、病気になるのも、食べ物しだいなのです。
ガン細胞も食べ物でつくられる
現代医学は、ガンを「なんらかの原因によって、正常な細胞が突然変異をおこし、それが無制限に分裂増殖をはじめたもの」であると定義しています。
しかし、何らかの原因ではこまります。なにか現象が起こる限り、そこにははっきりした原因なり理由があるはずです。
なんらかの原因によってということは、原因がわからないということですから、原因を取り除く方法もわからないということになります。
現代医学が、こうした非科学的な考え方を守っている限り、ガンの正体はつかめないし、治療法も見つからないのは、まったく当然のことといえます。
自然医学理論からすれば、ガンは「なんらかの原因によって、正常な細胞が突然変異をおこす」のではなく、体細胞に変化・発展する以前の赤血球、つまり、それをつくりだす食べ物に原因があるのです。
なぜなら、腸内で腐敗した動物性食品が、有害な物質を生成して血液を汚し、この汚れた血液が劣悪な体細胞に変化したものが、ガン細胞であるからです。
この考え方は、あらゆる病気の治療と、予防に適応できます。
現代医学は、そのほとんどが対症療法であり病巣や、症状のみを消し去ることを第一としています。ガンにおいては、抗生物質、手術、放射線治療、遺伝子操作、などその対象はガン細胞だけであって、それを手段を選ばずやっつけて消し去ろうとやっきになっていますが、本当に有効な方法は、国全体世界全体が総力で莫大な予算と年月と人員を費やしても、いまだにみつかっていないのが現状でしょう。
なぜなら、現代医学は、いまだになぜ人体にガン細胞ができてしまうのか?という問いに、答えられないでいるからです。ガンは食べ物がつくる。これが答えです。
つまり、食べ物でガンは治るということです。
食事改善(浄血作用)による体質改善で、ガン細胞は知らぬ間に消えてゆくでしょう。
アメリカでは、乳がんになる人は、脂肪の取りすぎの人が多いといろんなメディアで言われるようになり、ガンの予防において食べ物(栄養食品など)が重要な位置を占めるようになりつつありますが、あくまでそれは西洋医学の見地から、医療の補足的要素に過ぎないので、自然医学理論のような化学薬物、科学療法、手術などをいっさい必要とせず、食べ物を主体とした治療(治癒)方法を確立した一つの独立した医学体系ではありません。
だだ、アメリカでも食べ物と病気の関係はある程度わかってきているようです。
それには、アメリカで、地道に活動してきたマクロバイオティックの影響があったのではないかと思われます。マクロバイオティック(正食)は桜沢如一によって広められた陰陽の原理を基本とした玄米菜食を軸とした食事法による人間完成を目的とし、当然病気根治もそれにふくまれています。
自然医学理論もその考えにオーバーラップするもので、自然医学は玄米菜食の病気に対する有効性を科学的論理により解明し、長寿の研究、人間の精神面への影響にまで言及しています。
正食と自然医学は互いを内包しています。私にとって自然医学はより実証的に、正食はより精神的、神秘的な面を追求したように思われます。
私は、アメリカで出版されたマクロバイオティック(正食)の本を読んで、ある重症のガンである医者が正食の玄米菜食を実行し、検査で、ガンが消えてしまったのを知って、その時に彼が言った感想は、なぜガンが消えたのかわからない、説明がつかないということでした。
自然医学の理論をもってすればまったく明らかなことです。
正食の厳しい玄米菜食の実行により、血液は浄化され、毒素が体外に出、体質が改善され強化されたので、毒素の多い肉食などで汚れた血液によって作られたガン細胞は自然と消え去ったか、正常な細胞に変ったかでありましょう。
自然医学が一般的に認められるには、まだまだ時間が必要でしょうが、しかし、手遅れにならないようにしたいものです。お金しだいで世界中の食べ物が手に入り、ファーストフード、インスタント食品、グルメ食品など、手間を省き快楽追求の食事を求め、昔からの伝統的な身を養う食品や食べ方は、忘れ去られつつありますし、昔の人が普通に食べていた無農薬で、無化学肥料の農産物は、今では自然食品とよばれる高価で、一般に手に入りにくいものになりつつあります。このままでは、自然食というものは、お金のある人や、医者から見放されたがどうしても治りたいという人、自然食の考え方に共鳴し徹底的にやろうとしている人にしかできないようになるでしょう。
しかし、自然食を本当に必要としているのは、若いひと、赤ちゃん、です。
特に妊娠中のおかあさんや、赤ん坊がいる家庭では、ぜひ自然食を実行してもらいたい、なぜなら、その人間の一生の基礎をつくるのは、おかあさんのお腹の中にいるときから始まるからです。その重要さを今の日本人は、わかっていません。逆に肉食中心と言われるアメリカの方が、そのことに気付いているようです。
私の妻は、アメリカ人です、彼女が妊娠した時私達は、アメリカに住んでいました。彼女はラマーズ呼吸法で分娩をしたいということで、私達は、妊娠の経過をみてもらうために行っていた病院で、ラマーズ呼吸法のレクチャーを週2回1ヶ月ほど受けました。その中で、食事についての注意があり、脂肪をとるのを控え、未漂白の胚芽のついた穀物、野菜、乳製品を良く取りなさいといわれまいた。この中で、肉を良く食べて、蛋白質を良く取りなさいとは、一言もいわれませんでした。逆に、脂肪を取るなというのは、肉類を控えなさいということにちかいでしょう、自然食の立場から見ても、肉を良く食べているアメリカ人にとっては、その注意は、妥当なものであるように思います。自然食をしている日本人にとってはその注意は、穀物以外はよいものではありませんが(生野菜の取りすぎは体が冷えて、ゆるんでしまう。乳製品は日本人の体質にあわない)。
また、未漂白の胚芽のついた穀物(whole
glain)をとりなさいといわれた事は、注目に値することです。なぜなら、その病院は自然食とはなにも関係のない、一般の総合病院だったからです。
日本の一般の病院で妊婦に未漂白の胚芽のついたままの穀物をよくとりなさいと指導しているところがあるでしょうか?アメリカでは、自然食品店だけでなく、普通の少し高級感のあるスーパーマーケットでも、無農薬の有機農法で作った穀物、野菜、くだものを材料としたベビーフードが売られていました。また、自然食品店では、有機農法の玄米を材料に、玄米の胚芽から作ったシロップで甘みを付けた、おいしい玄米ミルクが売ってあったので、赤ん坊に飲ませるのにちょうどよいものでした。
日本においては、自然食品店では、玄米のクリームのようなものはありますが、赤ん坊用の、手ごろな量の、いろいろな種類のベビーフードがないのは、残念です。
人生の始め、体は急激に成長し、頭脳は知識や経験をどんどん詰め込んでいく時に、玄米菜食を実行したか、それに近い食事を取った人は、牛乳、肉、卵、白砂糖、などを多量に食べた人よりも、健康の面でも、頭脳の面でもすぐれているはずです。
なぜなら玄米菜食は、人間の体に負担をかけず、人間本来の自然な成長を促すからです。牛乳、肉、卵、白砂糖、などは人体の代謝機能、消化機能、免疫機能を狂わし血液を汚し病気を起こし、精神的にも障害をきたすでしょう。なぜなら、牛乳、肉、卵、白砂糖は、本来人間の食べ物ではないからです。例えば、人間の歯の形を考えてみてください。肉食の動物の歯の形を考えてみてください。人間には、とがった歯は2本しかありません。それも肉食の動物のように大きくて鋭くありません。一方固いものをかみ砕いてすりつぶすのに適したすり鉢状の歯は、歯の全体数の3/4ほどを占めます。肉食獣の奥歯の数は人間と比べると少なく、かなり鋭利です。また、内臓や消化機能をみても肉食獣とはかなり違うでしょう。
人間は、生理的な面で、他の動物を襲って食べるような武器も能力も持っていません。人間が、どんな道具も使わないで捕らえる事のできる動物はごくわずかでしょう。
つまり人間は、本来肉食には向いていません。
肉食の方向に進化した動物ではないのです。
今の栄養学は良質な蛋白質をよくとりなさいと奨励していますが、そもそも人間にとって一番良い良質な蛋白質とは(今の栄養学の観点から言うと)人間の蛋白質なのです。今の栄養学の究極は人間同士の共食いなのです。肉食がなぜこんなに広まったのでしょう?その原因は、西洋人の食生活を基本にした栄養学の異文化への浸透でした。西洋人がなぜ肉食を嗜好するのか?
それは白人の発祥地は北欧であったであろうからです。日照時間の短い雪の多い土地では(たぶん氷河期に近い気候だったと思います。)入射する紫外線の量は少ないので、皮膚、目、髪に含まれるメラニン色素の量は当然少なくなり、皮膚は白く、髪は金髪に、目は青くなったのでしょう。それもかなり長期間そのような生活環境に置かれていたと思われます。少なくとも白人の形態が遺伝として受け継がれるようになるまで。ということは、当時白人が生活していた地帯はかなりの寒冷地で木の実や穀物が採取できない土地で食料といえばその地帯に住んでいた動物がおもではなかったのかと推測できます。当然肉食の習慣も遺伝(又は本能)として受け継がれたのではないでしょうか?どんな動物でも住んでいる場所によってその形態、習性は変ってくるものです。黒人、黄色人、しかり。同じ人間でも住む場所によって違いがでてきます。サングラスは紫外線に弱い白人が作ったものです。黒人や黄色人には本来必要ないのでは?つまり、白人の体は何万年(たぶん)もの長い期間をかけ肉食の習性に慣れてきたのではないか?肉食に適応(本当はその適応には無理がある)した体に変化したのではないか?そして適応するまでにいろいろな病気が彼らをおそっただろうと思われます。その生き残りが今の白人種ではないのでしょうか?
なぜなら肉が腸で消化される過程でいろいろな毒素ができるからです。その毒素は血液に入り、血液を酸化し、体中を回るので、肉を多量に食べ、その毒消しを食べなかった場合、体は病気の巣くつになったでありましょう。
このような気の遠くなるような年月を経て、白人種は肉食の弊害を、ある程度克服できるようになったのです。
その結果として、肉が腸内に長時間留まらないように、体から短時間で出て行くように、腸の長さが短くなり、肉の消化を早くするのを助ける酵素や菌が腸内でふえました。しかし、このような体の変化が起こっても、現代のアメリカなどでは癌を筆頭に数え切れないほどの種類の病気で多くの人々が苦しんでおり、その医療負担で政府の財政は転覆しかかっています。それは、肉食に適した体でさえ今の肉食偏重の食習慣には耐え切れないということです。大量生産で工業製品のように作り出される肉製品は、簡単に人の胃袋に飛び込みます。狩猟時代のように槍や、弓をもって走り回らなくてもよいのです。それもお金さえあれば安い肉がいくらでも食べれます。体も動かさず、肉ばかりたべているのです。200年位前に食べていた肉の量と現在の量は比べ物にならないでしょう。米政府もあまりに医療費が増大し、そのことでアメリカ人の食生活と病気の関係についての調査を行い肉食の害に気付いていたのですが、畜産業界や、肉製品業界からの圧力がありそのレポートを公に発表できませんでした。
しかし、最近、知識や教育から、つまり高等教育を受けいろいろな知識を、興味を持って吸収しているいわゆる知識階級の人達から、自然食や、菜食主義に傾倒する人が増え、その影響がスポーツや一般の食生活にもでてきております。簡単な例では、コーラを飲まずミネラルウオーターを飲む。砂糖、脂肪を控える。牛や豚の肉を控え、鳥や、魚を食べる。野菜をよく摂る。漂白していない胚芽のついたままの穀物を摂る。など、この傾向は顕著に出てきています。
まして、有史以来昭和の初期まで、特に江戸時代までは、獣の肉を食べる習慣は持っておらず。食べるとしても魚介類や鳥や小動物をたまに食べた位の日本人が、急にこの50年ほどの期間で肉食の習慣を持つということは、その体質に与える害というものは、想像以上のものがあります。また、砂糖、ミルク、外国からの果物、季節知らずの野菜、インスタント食品をふんだんに食べだしたのもこの50年以内です。これらは今までの日本人の食習慣にはなかったものです。
いままで、何千年もの間変わらなかった、大変体に良い食習慣で丈夫な体質を造り上げてきた日本人は、たった50年でそれをこなごなにしようとしています。体格は良くなったように見えますが、その中身はぼろぼろです。欧米人よりもひどいのではないでしょうか?将来、平均寿命はさがることがないように思われているようですが、本当にそうでしょうか?本当に老人社会が来るのでしょうか?なぜなら、いまの若い人達が長生きできるとは、今の生活環境を考えると、思えないからです。